素材のプラットフォームを目指す化学産業特化のSaaSスタートアップSotas株式会社(所在地:本社 神奈川県川崎市、代表取締役社長:吉元 裕樹)は、東京スター銀行よりベンチャーデット(新株予約権付融資)による資金調達を実施したことをお知らせいたします。

資金調達の背景と目的
日本の化学産業は流通額で自動車産業に次ぐ規模であり、世界において高い競争力を持つ重要な産業分野です。しかしながら化学品という特性上、頻繁に改正が行われる各種各国の法規制の確認やそれに係わる情報伝達には、依然課題がある状況です。
SotasはデジタルならびにAIによって、日本の化学産業の生産性や流動性は今後さらに飛躍すると考えています。そして、化学産業のサプライチェーン全体の情報流通をさらにスムーズにすることで、化学産業の活性化に貢献すべく、今回の資金調達を実施いたしました。
今回の資金調達を契機に、さらなる技術・組織開発や人材採用への投資を行い、「地球に長生きしてもらう」をパーパスに、事業をさらに加速させていきます。
東京スター銀行様コメント
近年、化学物質規制が強化され、化学産業や素材を扱う企業で法規制対応が複雑化しています。加えてリサイクル素材の使用義務化が進み、安定確保が重要な課題となっています。
当行は、Sotas社の3つのプロダクトが法規制対応の効率化と化学素材のトレーサビリティ実現に貢献し、業界全体の課題解決に寄与する点を高く評価しています。
当行はベンチャーデットなどの金融支援を通じて、スタートアップの成長を後押しし、幅広い業種への融資に積極的に取り組んでいます。今回の支援が、Sotas社の循環型社会の実現と「地球に長生きしてもらう」というパーパスの達成に向けた一助となることを願っています。