次なる日本の基幹産業を、
化学産業のデジタル化から紡いでいきたい

私自身、社会人キャリアを化学メーカー、自動車メーカー、ITスタートアップと順に歩んでまいりました。自動車は出荷額において製造業で最も大きい産業、化学は次点です。

それなのにも関わらず、化学メーカーから自動車メーカーに転職した際に感じた規模のギャップ、衝撃は今でも鮮明に覚えています。また、デジタルという観点でも自動車やIT産業と比べて化学産業の遅れを感じるきっかけにもなりました。一方、自動車産業は現在EVや自動運転など分岐点に立っています。その頃から強く想い続けている「次なる日本の基幹産業こそ素材産業である」という想いが今でも私を突き動かす原動力となっています。

Sotasの社名の由来は「state of the art scientia, sozai」の頭文字をそれぞれ取っています。scientia(ラテン語)はscienceの起源となった単語で”知識”という意味も内含されています。私がこの社名に込めた想いは、イノベーションは歴史のあるものと新しいものが交わった時に起きるものだと考えています。最新の科学(知識)と素材、そこには脈々と歴史が宿っている、それらを紡ぐことで物語が生まれ、結果としてイノベーションは起きると考えています。

そして、私自身の大切にしている価値観として「成功するからワクワクするんじゃない、ワクワクするから成功する」というものがあります。日本の基幹産業の担い手になる、こんなにワクワクすることがあるでしょうか。
皆さまと一緒に新たな日本の基幹産業創出にチャレンジできることを楽しみにしています。

代表取締役社長