増え続ける引き合いに対応する力を。やっぱり「ものづくり」が好きな長谷川社長が、Sotasデータベースを使う理由。

導入の背景： 増え続ける要望への自社の対応力強化のため

Sotas吉元：導入に至るまでの課題や背景についてお聞かせください

三晃商会　長谷川社長：私たちは自動車・オートバイ・マリン関連のゴム製部品の製造をメインに行ってきたのですが、最近ではプラスチック製品製造のご依頼も増えてきまして、新規でご依頼できる協力工場さん探しが急務の課題になっていました。

Sotas吉元：従来はどのように協力工場さんを探されていたのですか？

三晃商会　長谷川社長：これまでは人づてでご紹介頼み、またはネットで探したりでしたが、よさそうな工場さんを見つけられても、どのような設備をお持ちか、過去にどのような樹脂の取り扱い実績があるかも決め手になるため、なかなか難しさがありました。せっかくお客様からご要望を頂いたのに、お願いできる工場さんを見つけられず、ご依頼を諦めざるを得ないこともあり、悩ましく感じていました。

Sotas吉元：三晃商会さんは展示会でも大変お引き合いが多いと伺いました。図面を持ってこられて、その場でご相談される方もおられるとか。

三晃商会　長谷川社長：今年から商工会議所のご協力を受けて、展示会に出展し始めたのですが、大変ありがたいことに出展する度に、お引き合いを頂いています。当社の財産である技術力や対応力をご評価いただいてこそのお引き合いと思っていますので、それらをお受けできない状況をなんとか解決しなければ、そしてご要望にお応えできるよう、当社の対応能力を引き上げていく必要があると感じていました。

Sotasデータベースに決めた理由： どんな工場か想像できる、情報量の多さと具体性

Sotas吉元：そのような背景の中、Sotasデータベースのご導入を決めてくださった理由をお聞かせください

三晃商会　長谷川社長：一番のポイントは、情報量の多さ、そして具体性です。保有する設備や取り扱い実績のある樹脂、納品実績のある業界など、まさに私たちが知りたい、ものづくりに寄った情報の粒度が非常に細かいため、企業の情報を読むだけで、どんな工場なのかが想像できます。

Sotas吉元：長谷川社長には最初ご紹介させて頂いた際に「取り扱い樹脂で検索できるのはありがたい」とお言葉を頂きました。

三晃商会　長谷川社長：人づてでご紹介いただく場合だと、信頼感や安心感など定性的な情報はいただけるものの、定量的な情報はそこまで正確に伺うことは難しいです。せっかくよい企業さんに出会えても、設備や取り扱い内容などでお願いすることができず、ということもよくあることで、まずは定量的な情報で当たりをつけることができるSotasデータベースは非常に使えると思ったことが決め手になりました。

Sotas吉元：ご評価頂き、大変うれしく思います！最初にお会いした時から、長谷川社長とは製造業全体の話で大いに盛り上がりましたね。

三晃商会　長谷川社長：吉元さんが熱く語ってくれた、“情報のプラットフォームという考え方に強く共感したことも決め手になりました。「ものづくりをもっとスムーズに」というSotasの理念には私も感じるところがありました。日本の製造業の将来を考えると不安な部分も大いにありますが、それでもなんとか知恵を絞って、新しい考え方を積極的に取り入れ、時代に対応していって…やはり、ものづくりが好きなので、続けていきたいんですよね。

導入サポートについて： 要望を細かくヒアリングし、スピード感を持って実現

Sotas吉元：導入サポートについてはいかがでしたか？

三晃商会　長谷川社長：導入に向けて不明な部分を質問した際、クイックに回答いただけたので、スムーズに導入を進めることができました。導入後、企業検索の従業員数や資本金でソートできないだろうかとお伝えしたところ、というのも当社がご依頼できる規模の企業様をピンポイントで探したいという背景があったのですが、 要望をお伝えしてすぐにアップデート頂いた際には驚きました。

Sotas吉元：長谷川社長には、社長らしい目線で「将来こうなったらこう活用したい」などの、ビジョンをたくさんお聞かせ頂き、大変刺激を頂いています。

三晃商会　長谷川社長：導入後も足繁く通ってくださり、要望をヒアリングしてくださるので、とてもありがたいです。また今後の開発スケジュールについても都度お聞かせ頂いているので、こちらもどのように活用できるか考えを進めておくことができています。

どういう現場にSotasデータベースは向いている？： 成形・加工屋さんでも活用できる

Sotas吉元：Sotasデータベースはどういう企業に向いていると思いますか？

三晃商会　長谷川社長：データベースは商社さんやメーカーさんが利用される場合が多いと想像しますが、私たちのような製造会社も、協力工場探しや、樹脂のリサーチには非常に有用です。これまでご一緒させて頂いてきた協力工場さんも、高齢化による廃業などもあり、新規の取引先を見つけることは難しくなっているのではないでしょうか。そういう成形・加工屋さんにも向いているかと思います。

導入効果： 設備や樹脂から工場を検索し、時間と労力を削減。ヒントもたくさん詰まっている。

Sotas吉元：導入効果についてお聞かせください

三晃商会　長谷川社長：直接的ではないものの、Sotasデータベースには、とにかく「ヒントが詰まっている」と思います。たとえば非常に大きなプレス機を保有している企業を探すと、実は世の中に少ないことがわかります。つまり、その規模のプレス機を当社が導入したら、チャンスが生まれるかも知れない、というような気づきも、副次的ではありますが実感としてありました。

Sotas吉元：そんな活用法があったとは！アイディアマンの長谷川社長らしい目線です。

三晃商会　長谷川社長：本来の使い方としても、ゴムの特殊な工程、ニッチすぎるご要望も、当てもなく探すのではなく、お目当ての工場のイメージを膨らませて、設備や樹脂から逆に検索をしていくことで、本来出会えなかった、もしくは出会えるまで大変な時間と労力が掛かっていた企業と出会える、そしてお客様のご要望にしっかり応えることができると考えています。

Sotas吉元：三晃商会さんは「お客様からのファーストコール企業を目指します」という言葉を掲げておられます。

三晃商会　長谷川社長：はい、三晃商会に相談したらなんとかなる、そんな存在になれたらと、そのための強力な武器としてSotasデータベースを使っていきたいと思っています。

Sotas吉元：長谷川社長、ありがとうございます。これからも色々なアイディアや活用方法をお聞かせください！